2024年9月1日

夏バテ肌の回避術〜首と手のケア〜

みなさん、こんにちは。7月から9月の、教えて西川先生のテーマは「夏バテ肌の回避術」です。

9月になり、少しは秋めいてくるかと期待をしていたのですが、相変わらず厳しい残暑が続いていますね。みなさん、引き続き体調にはくれぐれもお気をつけてお過ごしください。

さて「夏バテ肌の回避術」も今月で最終回となりました。9月は、首と手のケアについてお伝えします。最近お客様とお会いして気づくことが、首と手の日焼けです。日焼け止めを塗っていても、気づけば焼けていた！と嘆くお客様が増えています。顔は白いのに首や手が黒いと、逆に顔の白さに違和感を覚えませんか。また、紫外線は肌老化の最大の原因といわれ、シミやくすみだけでなく、後々にはシワやたるみなどの肌老化を促進させてしまいます。どんなに顔がキレイでも、首と手を見ると年齢がわかると言われます。秋冬に向けて、顔にプラスして首や手も一緒にケアしてあげましょう。

簡単ちょい足しケア

首と手を特別にケアするのではなく、お顔のケアにちょい足ししていきましょう。

1. 汚れをキレイに取り除く

夜のクレンジングジェルの量を、いつもの1.5倍手に取り、顔、首に塗布して良くなじませます。特に日焼けが目立つ首の後ろもお忘れなく。また、耳下腺から鎖骨に向かって軽くマッサージをするようになじませると、リンパの流れを促進して顔のくすみやむくみの改善が期待できます。さらに、手についているクレンジングジェルで手の甲と指、指の関節にも馴染ませましょう。指の関節は、指を曲げて関節のシワを伸ばした状態でなじませると、関節の黒ずみが改善できます。馴染ませたら、お顔とともによくすすいでくださいね。

続いて、ウォッシングジェルもいつもの1.5倍の量をとり、たっぷりと泡を立てて、クレンジングと同じ要領で洗っていきましょう。また、すすぎは十分に行ってくださいね。

汚れをキレイに取り除く

2. 美容液、化粧水、乳液

洗顔同様、いつもよりちょっと多めの量を使って、顔、首、手まで塗布しましょう。日焼けした肌は乾燥していますので、特に化粧水は、コットンを使ってゆっくりとパッティングしてください。パッティングは化粧水の浸透を高めるとともに、適度な刺激で血行促進や毛穴の効き締めなども期待できます。美容機器やパックも、顔のついでに首や手にも使用してみてくださいね。

美容液、化粧水、乳液