夏バテ肌の回避術 〜インナードライスキンケアのポイント〜

強い陽射しや紫外線、エアコンの影響で、夏の肌は思った以上に乾燥しています。しかし、肌表面は皮脂や汗でうるおっているように感じてしまい、気付かないうちに「インナードライスキン」になりやすい傾向があります。

1. エアコンによる室内の乾燥
2. 日々のスキンケアで保湿に必要な乳液やクリームを省きがち
3. 暑さによる寝不足や食欲不振、偏った食生活などにより、お肌のターンオーバーが乱れがち
4. 皮脂を取るための過剰な洗顔やパックによる過剰ケア

などがあげられます。
夏のインナードライスキンに気付かず秋を迎えると、さらに乾燥が進み、シミや小じわ、かゆみが出たり敏感になったりと、いわゆる『ゆらぎ肌』へとまっしぐら！夏こそうるおいケアが必要です。

クレンジングとウォッシングで、皮脂も汗もきちんと落としましょう。カローレでは、特に朝クレンジングを大切にしています。朝のお肌は、皮脂や汗が肌表面だけでなく毛穴にも詰まっています。ちゃんと落とさないままメイクをすれば、化粧崩れも早く紫外線によって毛穴の皮脂が酸化し、毛穴の黒ずみにつながります。また、汚れが落とせていないと、折角の化粧水などの美容成分の浸透を妨げてしまいます。

乾燥肌の特徴は、角質層の保湿成分（細胞間脂質・皮脂膜など）が不足することにより角質細胞が不安定となり、肌内部の乾燥につながっていきます。乾燥を防ぐためには、角質層を安定させることが大切です。化粧水だけでなく乳液やクリームなどを使って角質層内の保湿成分を補ってあげましょう。

睡眠不足は美容の大敵！時間よりも質が大切です。寝る前に入浴や軽いストレッチなどを行い、身体と気持ちをリラックスさせます。サンライトをお持ちのお客様は、インディゴやブルーグリーンなどがオススメです。また、睡眠の質を高めるためには次のような栄養素が必要です。

• ビタミンB6
• ビタミンB12
• カルシウム
• マグネシウム
• 鉄・亜鉛

などです。

【手軽に摂り入れる方法】
寝る前に1杯のミルクココアや抹茶ミルクを飲みましょう。牛乳が苦手な方は豆乳に変えてもOKです。

夏のインナードライスキン対策でうるおい肌をキープして、秋の『ゆらぎ肌』に備えましょう。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。